日本にしか存在しない!?「5領域」

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二種類の保育形態から見る世界各国との差

現在、保育は「就学準備型」と「生活基盤型」の2つに分類することができます。
就学準備型保育は、欧米やイギリス、フランスなどで導入されており、主に字の読み書きや、基礎計算などの教育に力を入れ、小学校入学準備に向けて教科指導を重視しています。
また、生活基盤型保育は、子どもが持つ興味・関心を発展させ、自ら考え、新しい発見をして知識を習得していく教育で、遊びの中にも取り入れ、手助けではなく見守るのが特徴で、日本をはじめ北欧やドイツ、ニュージーランドなどで導入されています。
近隣国の中国では、国内で地域によって格差があり、都市部は週にいくつも習い事をしたり、お勉強中心の教育がトレンドですが、農村部では、幼稚園には通えない世帯が多くあるようです。
また、韓国は大学受験競争が激しいことで有名ですが、幼稚園や保育園などの幼児教育で既に教科別の指導があるなど教育に対しての熱心さが見受けられます。

日本と同じ保育形態の北欧と全く違う点

世界の幸福度ランキングで常に上位の北欧では、どのような幼児教育や保育が行われているのでしょうか?
スウェーデンでは、遊びは子どもの成長に欠かせず、幼児期の遊びによって人生が決まるというドイツ人学者の影響を強く受け、幼児教育に取り入れています。
また、北欧のフィンランドやノルウェーでは、保育において福祉と教育の相互関係を保っており、この点に関しては日本も同じです。
現場では、子ども主体で行われる保育が中心で、決められたカリキュラムは無く、内容は保育の自然の流れで創造され、保育者自身がその場に応じた教育を行なっています。
そのため、日本の保育士資格よりも、特殊な技術や技能が求められ、修士号取得が条件になっているところもありますが、その分社会的地位は高く、給料も高額なところが、日本との最大の違いと言えるのではないでしょうか。